日本経済新聞で弊社の電磁波吸収材を取り上げていただきました。

 2003年12月19日付 日本経済新聞 中国経済 より
 

   電磁波吸収材 メイト、生産・販売を強化 カメラ付携帯向け好調

  プラスチック磁石製造・販売のメイト(岡山県佐伯町、赤岩達重社長)はデジタル機器や家電向けの電磁波吸収材の生産を強化する。カメラ付き携帯電話向けなどの受注が増えているのに対応する。電磁波吸収材を中心とした電磁環境適合性(EMC)材料分野の売り上げを、2005年3月期には今期見通しの10倍以上の約2億4千万円にまで引き上げる計画だ。
  電磁波吸収材は磁石の原料となる磁粉と熱可塑性樹脂を混ぜ、射出成型で製造する。主に周波数300MHz−10GHzの電磁波を吸収、熱に変換し減衰させる働きを持つ。加熱すると軟らかくなる樹脂を使いシート状やホース状など様々な形状に加工でき、磁粉の種類を変えることで必要な周波数に応じた製品をつくる。
  電磁波吸収材の需要は、カメラ付き携帯電話や高速道路の自動料金収受システム(ETC)対応車載器の生産増加などに伴い拡大している。同社では「ニーズの急速な高まりに対応して、製品開発を強化していきたい」としている。
  同社の2004年3月期の売上高見通しは35億円。そのうちプラスチック磁石が全体の93%を占め、EMC材料中心の新規製品は7%。2005年3月期はこれを18%に引き上げる計画で、全体の売上高は今期に比べ約4割増の50億円を目指す。

 

電磁波吸収材に関する情報は 製品概要 電磁波シールド の紹介ページをご覧下さい。 

◆本件に関する連絡先
   技術研究部    担当 松浦    ダイヤルイン (0869)88−0453
                             代表 (0869)88−0243